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■掘り下げるほどに「イメージ」が大事だと思う今日この頃

例えば、(中学の)数学で90点以上とる子に

ちょっとした図形の応用問題で「△ABCは△DEFの何倍ですか」みたいなものを解いてもらうと、答えが「1/2倍」に対して「2倍」と答えたりします。

解答までの過程をみると、

ほぼ最後まで合ってるんです。

ただ、最後の最後、割り算の「割るほう」と「割られるほう」を入れ替えて計算しちゃってるんです。

 

つまり、小学生の範囲で間違えたんです。

このタイプの子は、「36の何倍ですか?」に対して「2倍」と答えたりします。

「~はの」という日本語をきちんとイメージできていないんです。

だから、問題として出題されやすい「大きい方から小さい方を割る」を何も考えずにやってしまうんです。

また、「3」は「6」よりも小さいので、

イメージができていれば「2倍」になるはずはありません。

 

「その言葉がどんなイメージなのかを考えながら日本語読む」

という練習は意外とされていなくて、

「なんかこういうときは足す」「とりあえず大きい方から小さい方を割る」みたいに、

 

経験から勝手に自分の中でルールを作って当てはめてしまってるんです。

(しかもこのやり方で小学生のときはなんとかなったりする、というか、数字に表れにくいので気づきにくいんですよね~)

あと、(親や先生に)「いや、ここに書いてるやん!」と思われるようなミスをするときに、

そもそもこれは「見落とし」だけではなく、

その言葉のイメージができていない可能性まで考えないといけないんですよね。

見落としていないけど、イメージができなかったから、

答えを出すときにその情報を使わなかった、みたいな。

 

もう少しぶっちゃけると、

数字に表れていないから気づかないだけで、

小学校低学年の段階でつまずいてしまっている子が結構いると思います。

 

(省略)

 

言葉から「イメージ」ができているのかどうかが、理解できる範囲に大きく影響します。

そこに英語や数学といった教科の違いは関係ないんですよね。

 

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